あなたのアクセス解析、間違っていませんか?
ブログのアクセス解析を見て、「PVがたくさんある!」と喜んでいませんか?でも、そのPV、本当に読者が見てくれた数字でしょうか?WordPressを使っている方で、アクセス解析が「管理画面ばかり」に集中しているなら、あなたのそのデータ、要注意です。
多くのPVが「/wp-admin」?それ、危険信号です
アクセス解析で「/wp-admin」や「/wp-json」へのアクセスが突出していたら、それはあなた自身の管理操作や、プラグイン、システムの自動アクセスによるものの可能性が高いです。これは以下のような問題を引き起こします:
- 読者の実アクセスを正しく把握できない
- SEOや収益化判断を誤る
- 自分のアクセスでPV数が水増しされる
実際の読者はどれくらい見てくれているのか?
例として、あるWordPressブログのアクセス解析では、PV数が24,000超。しかしページ別で見ると、ほぼ全てが「/wp-admin」や「admin-ajax.php」といった管理系ページばかりでした。UU(ユニークユーザー)数は396でしたが、実際に記事を見てくれたのはそのうちの2〜3割、つまり80〜120人程度と考えられます。
原因:解析ツールの設定ミス、または対象範囲の誤認
よくある原因は以下のとおりです。
- 管理者のアクセスがカウントされている
- トラッキング対象が「全ページ(管理画面含む)」になっている
- JetpackやWP Statisticsなどでフロントエンドとバックエンドの区別がない
解決策:正しいユーザー行動の可視化をしよう
では、どうすれば実ユーザーのデータが取得できるのか?今すぐできる具体的な対策をご紹介します。
① 管理者アクセスを除外する
- Google Analytics 4(GA4)でIPフィルタやUser ID除外を設定
- WordPressプラグイン(例:WP Statistics)で「ログインユーザー除外」設定をON
② 公開ページだけを対象にする
- トラッキングコードをhead内のみに限定
- 「/wp-admin/」「/wp-json/」などを除外対象に設定
③ REST API・ボット対策を強化
- 不審なアクセスが多い場合は、Wordfenceなどのセキュリティプラグインを導入
- 必要でなければREST APIを無効化
今こそ「正しいアクセス解析」で差をつけよう
自分のブログのアクセスを「本当の読者」がどれだけ見てくれているかを知ることは、SEOでも収益化でも絶対に欠かせない基礎です。正しい設定を行い、PVの「質」を測定できるようになれば、検索対策も、広告収益も、商品訴求も一気にレベルアップします。
まとめ:見かけのPVに惑わされず、正しい分析を
PVが増えているのに成果が出ない…それは「データの見方」を間違えているかもしれません。WordPressブログを運営するなら、管理系ページのアクセス除外は必須です。
今一度、自分の解析環境をチェックしてみませんか?
📣 今すぐやるべき3ステップ
- 自分のアクセスを除外する設定を確認
- 記事ページが正しくトラッキングされているか確認
- 1週間だけでも「管理者除外設定」で再計測してみる
本記事を参考に、ブログ運営の基盤を強化していきましょう。アクセス解析は、収益化とSEO成功の「羅針盤」です。
あなたのブログを、本当に価値ある読者に届けるために。
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