WordPressの「noindex」「nofollow」設定の意味とは？
WordPressで記事を公開する際、「インデックスしない（noindex）」や「リンクをフォローしない（nofollow）」というオプションを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか？
「なんとなくSEOに関係する設定だと思うけど、詳しくはわからない…」という方に向けて、この記事ではこれらの設定の意味と使い分け方を解説します。
共感と問題提起：設定の意味が分からずそのままにしていませんか？
せっかくSEO対策を意識して記事を書いても、これらの設定を誤って使うと、検索流入のチャンスを自ら閉ざしてしまうことになりかねません。逆に、適切に使えば、意図的に検索エンジンからの評価をコントロールすることもできます。
noindexの意味と使い方
「noindex」とは、そのページを検索エンジンのインデックスに登録しないようにするためのメタタグ設定です。つまり、Googleなどの検索結果に表示されなくなります。
- 同じような内容のページが複数あり、重複コンテンツを避けたいとき
- 古くなった情報を含むページで検索上位を狙う必要がないとき
- ログインページやお問合せフォームなど、検索される必要がないページ
設定ミスで重要な記事に「noindex」をつけてしまうと、検索結果から消えてしまうため要注意です。
nofollowの意味と使い方
「nofollow」は、ページ内のリンクについて「検索エンジンはこのリンクを評価対象にしないでください」という指示を出す設定です。リンク先にSEO評価を渡したくないときに使います。
- アフィリエイトリンクやスポンサーリンク
- 信用できない外部サイトへのリンク
- コメント欄などユーザー投稿コンテンツ内のリンク
nofollowを使うことで、あなたのブログの「SEOパワー」が不要な外部リンクに流れてしまうのを防げます。
noindexとnofollowの違いを比較
| 設定 | 効果 | 代表的な使用例 |
|---|---|---|
| noindex | 検索結果に出さない | プライバシーポリシー、古い記事 |
| nofollow | リンク先に評価を渡さない | 広告リンク、外部リンク |
よくある誤解と注意点
- noindexを設定しても、完全に検索エンジンから削除されるとは限らない（クロールはされる可能性あり）
- nofollowが付いていても、検索エンジンがリンク先を追跡する可能性はある（Googleは“参考程度に扱う”と公言）
- 両方同時に使うと、そのページはインデックスされず、リンク評価も渡らない
どのように設定するべきか？
WordPressでは、プラグイン（例：All in One SEOやYoast SEO）を使えば、各ページで簡単に「noindex」や「nofollow」を設定できます。ただし、使用する前に以下のポイントを見直しましょう：
- そのページは検索流入を狙うべきか？
- そのリンク先に評価を渡してもよいか？
- ユーザーにとってそのページ・リンクは必要か？
まとめ：SEOは細部の設定で差がつく
「noindex」や「nofollow」は、SEOの専門用語に見えるかもしれませんが、使い方を知れば非常にパワフルなツールです。自分のブログの目的に応じて適切に使い分けましょう。
行動の促し（CTA）
あなたのブログのページ設定、きちんと見直していますか？今すぐ、過去記事の「noindex」「nofollow」設定をチェックして、検索エンジンとの付き合い方を最適化しましょう。
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